絵本はドラマチック‼

絵本との出会い 人との出会い

堀内誠一展へ行ってきました!

神奈川県立近代文学館で開催中の堀内誠一展へいってきました。
恥ずかしながら最近になって知った人物です。絵本作家というよりグラフィックデザイン全般を手がけた‘’時の人‘’です。
図書館で「古い絵本の物語」寺村摩耶子著を読み知った人です。それでも家に15年以上前からあの名作がありました。「くろうまブランキー」です。
この絵本は私の母が孫のために毎月絵本が1冊届くサービスを申し込んでくれていた時送られてきたなかの1冊です。
堀内誠一展では最初に登場する絵本が「くろうまブランキー」でした。
初めて絵本の絵を手がけた記念すべき作品なんだそうです。ストーリーは伊東三郎再話とあり、クリスマスツリーと馬の表紙からはわからないなんだか悲しいお話です。クリスマスがテーマなものはファンタジックなものやワクワクするものが多いなかで異色な作品かと思います。
ストーリーと絵を両方手がけた初作品は「おおきくなるの」で、こちらはメルカリで購入。
まさにグラフィックアートな世界です。どのページも壁に飾ったらそこがおしゃれな空間に変身しそうなグラフィックです。
🧡🧡🧡

絵本だけでなく雑誌の表紙やロゴのデザインなどにひろく携わり、交友関係も広くヨーロッパでのスケッチ作品なども展示されていました。その中の風景画の1つは、私がかねてより愛する画家ラウル・デュフィーの作風に似ていました。
沢山の功績を残し54歳の生涯を閉じたそうです。

アラフィフの私はまだまだ人生道半ばというところです。
地球温暖化ゲリラ豪雨、戦争、コロナ禍・・混迷の日々は続きます。