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11月20日は子どもの権利条約の日‼

今日のテーマは絵本ではなく、急に思い出したので子どもの権利条約について。

28年前学生の頃に調べてまとめたことがあります。

子どもの権利条約

1989年11月20日国連の第44会期総会において

全会一致で採択されました。

当時自分で調べたところによると・・・

国連総会議場には、ニューヨーク在住の子どもたち500人余が招待され、オードリーヘップバーンも参加して、お祭り騒ぎで記念祝賀会が開催されました。

この熱気に比べるとこの日の日本の新聞各紙はほとんどこの模様を伝えていない。・・・・

条約の推進役となったのは第二次世界大戦で多数の子どもを失ったポーランドで、

イギリスやアメリカの提案も盛り込み前文13項、本文54か条の草案を完成させました。

 

時は流れ今では196の国と地域が締結しているそうです。(2019年のデータ)

日本は1994年に158番目の批准国となった。

 

しかし

どんな条約で日々の暮らしにどうかかわっているのか説明できる人はきっととても少ないことでしょう。

 

私も急に思い出したところで、内容はほとんど忘れていました。

ときどき耳にするわけのわからない校則問題や、数年前までエスカレートしていた運動系部活動の勝利至上主義のような世界の中での体罰事件などの実態によれば、条約の理念は机上の空論状態といえますね。

一方で父親の育休制度がゆっくり浸透しつつあるようだし、今年になって「こどもかいぎ」という保育園を取材したドキュメンタリー映画が公開されたそうで、昭和の頃からすると世の中が変化している一面もありそうです。

 

ひとまず自らの勉強不足を痛感した今日でした。