絵本はドラマチック‼

絵本との出会い 人との出会い

久しぶりに古本屋さんへ!

時々行く古本屋さん・・いつが営業日なのかシャッターが閉まっていることが多い。

おそらくたまたまタイミングが悪かっただけのようで、先日ちょうど開店間もない様子の時に前を通ったので、いざ店内へ。いわゆる昔ながらの古本屋さんなので、雑然と本が並べられていて、興味のないものを自ら移動させつつ掘り出し物を見つけ出す感じ。

 

ありました!ありました! ✨✨

状態がよく値段もリーズナブルな絵本が。

今回の出会いは

「パンのかけらとちいさなあくま」です。

 

購入決定ポイント

①絵が堀内誠一

リトワニア民話と表記されている

 

リトワニアって⁈リトアニアのこと?

そうだよね、きっと。

あくまはいやだけど、びんぼうなきこりが登場するあたりが気に入った。

さっそく帰宅して読んでみるとこのあくまは私がイメージする【悪魔】と違い、トロルに近いようだ。善とも悪ともつかない妖精のようなモンスターのようなかんじ。

さて

せっかくなのでリトアニアについて調べてみた。

この時点では漠然とヨーロッパとロシアの間あたりにある小さな国ということしかわからない。ロシアをソ連と呼んでいたときはきっとソ連の一部だったんだろうと思ったらやはりそうだった。

      1918年 ソ連より独立

      1940年 ソ連に併合  

      1990年 独立回復

人口は281万人なので、横浜市全部より少ない。

日本が毎年ランキングで下位に位置するジェンダーギャップ指数は11位(2022年)

2013年にブータンが8位で話題になった世界幸福度ランキングは34位で、なかなかいい感じだね。ちなみにブータンはその後2019年には95位に転落!理由はインターネットが普及し他を知るようになったからだとか。・・・・・

そして忘れてはいけないのが、あの聖人杉原千畝さんがまさにポーランドから逃れてきた人々にビザを発給した場所ということだ。

日本とこんなにも強いつながりがある。現在のリトアニアの首都ビリニュスには「スギハラ」という通りがあるそうだ。

杉原千畝さんの母校は早稲田大学ということで、大学が設置した記念碑と植樹した桜の木もあるそうだ。

今年もそろそろ桜の季節。

町の古本屋さんからリトアニアの桜へ思いを馳せる!

一刻もはやくロシアとウクライナの戦争が終了しますように‼