かしのきホテル
今回の出会いは「かしのきホテル」です。
この絵本の存在は全く知りませんでしたが、数日前にメルカリのあなたへのおすすめの筆頭にひょっこり現れたのです✨✨
私はスマホデビューは遅かったのですが、メルカリはわりと早く?から関わっています。初めての購入履歴は2018年12月で、これも絵本「はじめてのおつかい」でした。
この間メルカリアプリは何回もバージョンアップしましたね。
それはさておき、あなたへのおすすめ欄の小さな写真からもなにやら美しい色彩が感じられ、気になってのぞいてみました。出品者の商品説明によると、20年前から大切に繰り返し読み大切にしてきたとのこと。ほころびもあるけど読むのに支障はないとのことで貴重なものと直感し、購入しました。
ググってみるとフレーベル館からの最初の出版は1973年ということで50年ものロングセラーなんだそうです。
心をとらえた絵
によって今回たどりついた知識は
・駒宮録郎という童画家がいた
・5月8日は童画の日である
ということです。
童画会の第一人者といえば武井武雄ですが、童画の日は武井武雄が日本で初めて童画という言葉を用いて銀座で個展を開いた日だそうです。
駒宮録郎さんはこの童画会の潮流上に現れた人のようです。
この作風がとても懐かしく感じるのは、もしかしたら幼年時代に繰り返し親しんだレコードの挿絵の作風と似ているからかもしれません。
「どんぐりころころ」や「赤いくつ」などいわゆる童謡がおさめられたレコードの挿絵が大好きで、そのレコードは今も手元にあります。
今回それをひっぱりだしあらためて見てみると、曲ごとに様々な作家が絵を描いているのですが、どれもやさしいタッチで透明感のある明るい色彩です。
個人が好むものというのは長い月日を経ても案外そう変わらないのかもしれないと思いました。